輸入物販の資金繰りと必要な時間

輸入物販の資金繰りと必要な時間

  • fukush
  • 2019年9月6日
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最終更新日 2024年4月23日 by fukush

(1)輸入物販で継続的に利益を出すには

輸入物販は海外から商品を安く仕入れて、それを高く売るだけのシンプルなものですが継続して利益を出すにはやはりそう簡単ではありません。

販売チャンネルを決めることや利益が出る商品選び、仕入れ場所や安く送る方法、売れるように価格見直しなど色々あります。

始めるには何より欠かせないのが資金で、手元にお金がないと商品の仕入れも出来ません。

今現金がなくてもクレジットカードなどを使い資金を作ることも出来ますが、安易に使うと売れなかったときに返済に困りさらには在庫まで抱えてしまう恐れもあります。

中には無在庫販売という在庫を持たずに、購入があってから仕入れる方法もありますが、これも国内の大手通販サイトやオークションなどは禁止してます。

 

(2)現金も準備しておくことが必要

また、クレジットカードで行う場合でも同等の現金も準備しておくことが必要です。

輸入物販だと欧米、または中国から輸入するかで資金も異なり副業でするにも50万円はかかります。

これは輸入ビジネスは投資ビジネスで稼ぐことが出来る金額は、資金の影響を直接受けるためです。

利益率は欧米だと20%ぐらいで、中国なら30%程度が相場で、例えば中国で50万円用意したら15万円が利益になります。

注意したいのが資金が増えますが入金されるまでは時間がかかり、大手通販サイトでも最大で入金に2週間はかかります。

稼いだ利益とあわせた資金を使い仕入れをすると今度は19.万円程度の利益になりますが、生活費にこの利益分を使うと資金は元のままで稼げる金額は変わりません。

副業なら良いですが本業にすると利益の一部は生活費として使うことになるので、利益計算を確実に計算しないと将来の収支がかなり違ってしまうので先に利益計算の方法はきちんと学んでおく必要があります。

輸入ビジネスには時間も必要で、売れる品のリサーチや仕入れのノウハウがあっても時間がなくて実践できないと意味がなくなります。

 

(3)稼いだお金をどうするか?

稼いだお金は次の仕入れに回すべきですが、その前に自分の持ち時間を増やせることへ投資することも大切です。

自分で商品を梱包し発送しているときは代行会社の利用や、商品を探すのに時間がかかるならリサーチツールを使う、帳簿などに手間がかかるときは税理士に依頼したりと自分の作業時間を減らすことへお金を使います。

輸入物販をしている人にはパソコン一台だけで、どこでも好きな時に仕事をする人も多いですがこれは自分で行う作業を全て外注や委託しているためで、稼ぐ人ほど自分ではほとんど仕事をしてないこともあります。

最初から時間を確保することは難しく、自由になりたいと言っても1日1時間ぐらいの作業で稼げるほど甘くはなく、最初はやはり仕事などをしながら1日5時間から6時間ぐらいはビジネスの勉強や作業をします。

これも上手くいくようになっていけば、だんだんと自由な時間も増えてきますが、それでも数年はかかることがほとんどです。

作業時間を減らすには代行会社へ発送などを委託し、リサーチツールや価格改定などの導入や税理士へ依頼、ビジネスパートナーを増やして買い付け業務を任せることです。

海外からの仕入れになるので米国などからだと英語、中国からなら中国語が欠かせないと感じますがそこまでできなくても大丈夫です。

もちろん、話せたほうが何かと便利ですが、電話などの対応が必要なときは外注に任せることも出来ます。

 

(4)商品リサーチが最も重要!

これも金銭的コストとのバランスを見ながら自分で対応するかを決めて、言語学習が面倒なら言語を得意にしている方に任せた方がよほど面倒もありません。

また、海外のネットショップから仕入れるときはネットの翻訳を利用すればよいです。

最も重要となるのが商品リサーチで、利益率よりも売れるかどうかを見極めるのが大切で、オークションなどで売れている品を調べるのも良いですが、これだと時間がかかるので世間のニーズを反映させるサイトのデータをツールを使い調べると効率が上がります。

販売するときも一緒で先にどれだけライバルがいるかも確認し、需要を調べて売上や売れる数を調査します。

海外で仕入れて日本で売って利益が出るものはそれほど多くなく、しかもすぐに仕入れ価格や販売価格が変わり利益が出なくなることも珍しくないです。

そのため仕入先の工夫や物流での差、リサーチの効率は欠かせません。

何を販売するか決まってもどこから仕入れるかで利益が出るかは違い、基本はメーカーや統括卸売り元などから買いますが、オリジナル商品を作ることも出来ます。

オリジナル商品だとレベルも上がるので行うときはコンサルを受けてから進めたほうが良いです。

一般的な輸入物販は取引相手がいて、まとめて買うか定期的に買うことで安心してもらうのが基本です。

それが独占卸ですが、一定量以上買い付けると特定の国での1年間の独占販売権がもらえて1年ごとに更新されます。

これはお金を出して権利を買うことも可能です。

いずれ本業にする場合でも、まずはリスクが少ない方法から試していくべきです。