【光本氏の見方】スタートアップ企業で働くことのメリットとデメリット

【光本氏の見方】スタートアップ企業で働くことのメリットとデメリット

  • fukush
  • 2022年5月16日
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最終更新日 2024年4月23日 by fukush

「スタートアップ企業で働きたい」
「スタートアップ企業の資金調達の方法を知りたい」
「実業家であるエンジェル投資家の光本勇介さんの経歴は?」

スタートアップ企業は独特の雰囲気があります。
そこで働くと多くの場合、少ない給料でよりハードな仕事ですが、最終的には大きく報われることがあります。
スタートアップ企業の4社に3社は失敗していますが、そこで仕事をすることは、たとえ最終的に失敗したとしてもあなたの履歴書に加えるべき貴重な経験やスキルを得ることができないわけではありません。

光本勇介氏が考えるスタートアップ企業とは

新興企業で働くということは、自分の働きに多くのものがかかっている状態です。
そのため感情が高ぶり仕事の負荷が大きくなることがあります。
しかしそのストレスの多い環境でこそ大きな創造性や革新性、やりがいを生み出すこともあるのです。
光本勇介のようなスタートアップ企業の経営者にはこのようなことを言う人もいます。
スタートアップは最も先進的なビジネスであり、創造性と個人主義を奨励し、上下関係がありません。
働く人たちはそれぞれの分野で最も才能のある人たちであり、価値のあるものを作りたいからそこにいるのです。
単なる仕事ではなく使命だと思って働いており、彼らはリスクを冒してでも、自分たちの信じることをやることを選択します。
それはとても刺激的なことです。

https://www.fukushimura.jp/quality-video-work.html

ワークライフバランスについて

スタートアップ企業の文化を話題にすると、ほとんどの人が最初に口にするのが、ワークライフバランスです。
場合によってはワークライフバランスが取れていないこともあります。
スタートアップは製品やサービスを実現させることに情熱を燃やす人々で溢れており、長時間労働や変則的な労働を伴うことが珍しくありません。
プロジェクトに没頭しているあいだ、余計なことをしたり、机で食事をしたりすることを厭わない人が多いのは間違いありません。
チームは小さいので、夜遅くや週末に働くことが多くあります。
資金が乏しいため、社員からできる限りの力を引き出す必要があるのです。
世の中には上記のような状態に魅力を感じる人と、嫌悪を感じる人の両方がいます。
大きな目標に向かって仕事に没頭する人にとっては非常に優れた環境といえるでしょう。
若くキャリアに乏しくとも、自分の働きに大きな責任が生じています。
大企業でカバン持ちのような仕事をするのが嫌な人にとってはいい環境と言えるかもしれません。

新興企業は資金調達に奔走しているため資金繰りが厳しいことが多い

規則正しい生活をしたい人にとっては、優れた職場とは言えないでしょう。
長時間労働と膨大な仕事量がありますが、高い報酬を約束してくれるわけではありません。
新興企業は資金調達に奔走しているため資金繰りが厳しいことが多く、大手企業のような高給を社員に支払う余裕はありません。
しかし多くのスタートアップ企業は、低賃金や福利厚生の穴を他の特典で打ち消す工夫をしています。
在宅勤務のオプションがあったり、休暇制度があったり、無料のランチや食事などの特典を提供する企業もあります。
スタート企業の経営者の中には、何か意味のある新しいものを一から作り上げる能力の獲得や、それをやり遂げる達成感が福利厚生の一部だといいます。
新興企業の給与や福利厚生には多くのデメリットがありますが、会社がうまくいけば、成功の報酬を得られるかもしれません。
多くの新興企業では早い段階から社員にストックオプションを与えるので、会社が軌道に乗ればヒラの社員にもメリットがあります。
くわえて早い段階から会社にいれば、役員に昇進する可能性もあります。
つまり従来のヒエラルキーのある企業で出世街道を歩むよりも、ずっと早くエグゼクティブの座に就くことができるのです。

仕事の成果が出るプロセスの特徴

仕事の成果が出るプロセスに大きな特徴があります。
大手企業に就職した場合、一般的にトレーニングや会社のシステムに慣れるための時間が与えられます。
おそらく数カ月は、すぐに結果を出さなければならないプレッシャーを感じることはないでしょう。
大企業は他に頼れる人が多いので、1人の業績が必ずしも会社全体を左右するわけではありません。
ところがほとんどのスタートアップではなっておらず、経験の浅い人が火の中に放り込まれることになる可能性が高いのです。
スタートアップは少人数で大きなミッションを担っているため、それぞれがその成功の鍵を握っています。
体調がすぐれなかったり、前日夜遅くまで外出したりした場合、1日休みを取るのは簡単ではありません。
大きな組織では、新興企業ほど1人が休むことの影響はないでしょう。
これは別の側面があります。
大企業では、一個人が全体の成果に大きな影響を与えることはありません。
ところがスタートアップ企業では、全員のパフォーマンスが重要です。
自分のパフォーマンスがグループの成果を大きく変える可能性があります。
そのプレッシャーが好きな人は向いていると言えます。

まとめ

大企業では会社の成功を左右するのは、通常、チーム全体が一緒に働くことです。
だから1人が病気で休んだり、一週間休んだりしても、それを補う人がいる体制になっています。
その中に1人になることを歯車になることだと感じてしまう人は、スタートアップで生き生きと働ける可能性があります。